寂しさと、悔しさと・・・
先日小麦畑でシャチョーが拾ってきた野うさぎのこども「こむぎ」が先日、たまねぎの移植作業終了とともに息をひきとりました。おそらくまだまだ赤ちゃんだったんでしょう。お母さんからはぐれちゃって、おれたちに拾われて、どうやって栄養の確保をするのかもわからなかったまま、栄養失調かな・・・朝動かなくなっていました。やっぱり野生が野生でなくなると生きていくのが難しいのかもしれません。おれたちに拾われなければ、ひょっとしたらお母さんと会えて、元気に育っていたかもしれないし、カラスにやられていたかもしれないし・・・考えてもきりがないけど、『いのち』ということをじっくり考えるきっかけになりました。きっと人間のエゴなんだと思う。でも、エゴをエゴと感じるのも人間だけだと思うし、それが人間だけがもっている優しさだと思うんですよ。だって、ほかの動植物は自分たちの種族のことしか(きっと)考えないでしょう?だからといって、人間の好きなようにしていいわけでもないし・・・そのバランスをとることもおれたちにできることじゃないかなと思いました。こむぎへ。ありがとうね。本当に短い間だったけど、すごくかわいくて、疲れていても癒されたし、ファミリーのみんなが「こむぎはげんきかい?」って気にしくれていて、こむぎのおかげでファミリーがぎゅっと近づいたように思えたよ。なんかごめんね。たまねぎで忙しくて、あんまり遊んであげられなかったね。そっちでもすぐにともだちができるようにお祈りしてるからね。それじゃあね。バイバイ。
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