エスキモーキャンプ!報告② イグルーづくり
キャンプ1日目は雪像づくりをして、エリやクロマがつくってくれたおいしい、渡辺農場野菜たっぷりカレーを堪能。夜はなんと外です。雪が降ろうが、風が吹こうが、外です。(きびしいっ>_< ;)外と言っても野宿では凍ってしまいますので、冬用のテントに泊まりました。スタッフは「寒い」と言っていましたが、子どもたちは意外に快適だったようです。
そして2日目はいよいよ「イグルー」に泊まります。雪だけでつくる「マイホーム」です。完成しないと、寝るところがありません。ホントに野宿です。
まずはこのように雪のブロックを切り出します。台形に切り出していくと、並べた時に円形になりますよね?とにかく切り出し、とにかく積み上げていくのです。このように↓
隙間は雪と水を混ぜ込み、セメントのような接着剤をつくり塗り込んでいきます。
積み上げる時に、少しずつ内側に傾けていかないと屋根の無い「筒」みたいになってしまいます(笑)これがわかっていても、なかなか大胆に傾けられないものなのです。
力仕事を頑張った大工さんたちのお昼休みの風景です。「キッチンエリクロマ」特性の豚汁をはふはふしながら食べて午後の仕事にむけ体力を回復するのです。
単純作業だし、力仕事だし、寒いし・・きっと集中力がもたないだろうなぁ・・・と心配をよそに、「マコ、食べ終わったらイグルーつくりにいっていいの?」とやる気満々!もうちょっと休みたいスタッフなんておかまいなし。私も「ダメ」とは言えませんでした(笑)
午後の作業は位置も高くなり、こどもひとりひとりでは困難な作業がつづきました。そうすると不思議なもので、スタッフが「協力して」という言葉を使わなくても、自然と子どもたちは「力を合わせる」ものなんですね。そして自然と役割分担。
「おれが□□するから、おまえは☆☆して」
「オッケー」
といったやりとりが各グループから。
冬の外の作業。しかも午前も午後もとにかくイグルーづくり。それでも子どもたちは楽しそうに、嬉しそうに「我が家」をつくっていました。
このくらいの高さまでくるとドキドキしてきますね。「お!もうすぐ完成だ!」というドキドキと、「お!ふた(屋根)がしまるのかな・・・汗」という大人のドキドキ。それでもここまできたらやるっきゃない!こどものキラキラした目をみたら燃えてきちゃうわけですよ(笑)自分に「大丈夫、大丈夫、できるって!(>_< )」
できちゃうわけですよ!すごいでしょう?とっても立派でビックリしました。
せっかくのマイホームなので、スノーキャンドルで飾り付け☆とってもきれいでした。
そして最後の夜は静かに更けていくのでした・・・☆
ちなみに全員無事朝を迎えることができました!
自分でつくった家に泊まるなんて、そんな体験なかなかないですよね?しかもこんなに立派なイグルーを子どもたちがつくるなんて、予想をはるかに上回る出来映えでしたね♪
すごいぞ!みんな!!
マコ
トラックバック URL :